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拠点・施設セレンディップ・ホールディングス（名古屋市中区）は2日、同社のグループ会社であるアペックス（東京都八王子市）が新工場「Base5」（ベースファイブ）を増設すると発表した。
▲新工場「Base5」外観（出所：セレンディップ・ホールディングス）
アペックスは、自動車OEMやTier1メーカーを中心に、試作開発・デザインサービスを提供している。特に近年は車載HMI（ヒューマンマシンインタフェース）開発の検証で活用される実車両改造サービスで高い評価を受けており、生産キャパシティの限界が課題となっていた。総床面積703平方メートル・車両開発スペース475平方メートルを有する「Base5」を新設することで車両制作スペース12倍、総床面積18倍、最大収容車両数3倍へと拡張した。
Base5には大型コンプレッサー、簡易塗装ブース、各種専用工具などの設備を導入し、多様な試作・車両改造ニーズに対応可能な環境を整備。レイアウトの最適化による作業効率の向上、スタッフの工数運用の柔軟化、セキュリティレベルの強化が実現され、より安全かつ生産性の高い製造体制を構築する。
（出所：セレンディップ・ホールディングス）
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