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拠点・施設キューネ・アンド・ナーゲル（スイス）は10日、レゴ（デンマーク）と共同でベトナム・ドンナイ省に新たな地域配送センター（RDC）を開設すると発表した。新拠点はホーチミン市に完成したレゴの新工場を支える物流拠点として機能する。2024年に稼働したベルギー拠点に続く取り組みで、アジア太平洋地域での物流網を拡充する狙いがある。
施設は開設時点で延床面積1万200平方メートルを有し、保税倉庫や梱包設備、付加価値サービスに対応する。26年に全面稼働を迎えると、敷地は1万6360平方メートルに拡張し、週150本超のコンテナ処理能力、3万3000パレットの収容力を備える。
（出所：キューネ・アンド・ナーゲル）
供給先は豪州、ニュージーランド、マレーシア、シンガポール、日本で、26年以降はインドやインドネシアなどにも広げる。物流業務は同社が一括で担い、ベトナム工場や中国大陸からの輸送、通関、海上輸送、地域内配送まで対応する。新拠点はLEEDゴールド認証を取得しており、太陽光発電やエネルギーメーターを導入し省エネを図る。
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