川崎汽船、印JSW社と8年間の傭船契約

ロジスティクス川崎汽船は16日、インド法人のKライン・インディアが、JSWスチール社とスーパーマックス型バルカーによる連続航海傭船契約を締結することで合意に達した、と発表した。

インド法人は昨年4月以降、インドで内航オペレーター事業に参入したが、その実績が評価され、同船型では異例の8年間にわたる長期契約を獲得した。インド法人支配船が、4月からインド国内鉱石輸送、インド向け海外炭・石灰石などの輸送に従事する。この契約に先立ち、インド法人では昨年12月からハンディマックス型バルカー1隻を支配船として自営運航を開始している。

川崎汽船は「インド法人では今後、鉄鉱石や石炭などばら積み貨物の内航輸送だけでなく、東南アジア地域まで視野に入れ、在インドを中心とした顧客の要望を重視した地域密着型のサービスを総合的に展開していく」としている。