産業・一般日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)は18日、国際間パレットレンタルサービス「アジアパレットプール」(APP)のネットワークを拡大し、マレーシアでのサービス提供を開始したと発表した。これにより、APPサービスネットワークは日本、韓国、中国、台湾、タイ、シンガポール、ベトナム、米国、そして新たにマレーシアの9か国・地域に拡大し、輸出入の国際間輸送でレンタルパレットが利用可能となる。
APPは、輸出国でパレットをレンタルし、輸入国で返却できるサービス。従来のパレット輸送では、使用後の回送コストや手間が障壁となっていたが、APPによりこれらの問題を解消できる。また、複数企業間でパレットをリレーして使用できるほか、日本国内の「共同回収システム」と組み合わせることで、海外からの製品輸送後も直接取引先に配送可能となっている。
マレーシアのデポはセランゴール州シャー・アラーム市(クアラルンプール近郊)に開設され、今後、香港での展開も予定されている。
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