新日本海フェリー、水素自動車の乗船を当面停止

ロジスティクス新日本海フェリー（大阪市北区）は10日、水素自動車の乗船を当面見合わせると発表した。高圧水素を燃料とする車両は安全確認に時間を要するためとして、利用者に理解を求めている。

水素車の取り扱いをめぐっては、フェリー各社が慎重な姿勢を示している。阪九フェリー（北九州市門司区）は11月に乗船制限を公表し、無人車両や仮ナンバー車両の乗船を禁止。ナンバー登録済み車両のみ、電話予約による条件付き乗船を認める。一方、太平洋フェリー（名古屋市中村区）は水素車の乗船を全面的に認めておらず、より厳格な対応を取っている。

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