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認証・表彰ニッスイは10日、国際的な非営利団体CDPによる2025年度の環境情報開示評価で、「気候変動」分野において初めて「A-」の評価を獲得したと発表した。CDPの8段階評価におけるA-はリーダーシップレベルと位置づけられ、環境課題に対する先進的な取り組みが認められたことを示す。
同社は、21年にTCFD（気候関連財務情報開示タスクフォース）への賛同を表明し、気候変動が事業へ与えるリスクと機会を評価。CO2排出量の30％削減（18年度比）を30年の目標として掲げ、再生可能エネルギーの活用や戦略的対応を進めている。今回の評価は、こうした取り組みの実行性や透明性が評価されたものとみられる。
ニッスイは、長期ビジョン「GOOD FOODS 2030」の中核に「サステナビリティ経営」を据え、今後もバリューチェーン全体を通じて環境課題の解決に寄与する方針だ。
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