荷主今治造船(愛媛県今治市)は2日、グループ会社の新笠戸ドック(山口県下松市)で建造した6万4000載貨重量トン型ばら積み運搬船「ULTRA DETERMINATION」を2月27日に引き渡したと発表した。

▲ばら積み運搬船「ULTRA DETERMINATION」(出所:今治造船)
同船は共通構造規則(CSR BC&OT)を適用するハンディマックスサイズで、各貨物艙にトップサイドタンクとホッパータンクを備え、前後開閉式フォールディングタイプのハッチカバーを採用。甲板上にクレーン4基を装備し、荷役設備が整っていない港湾でも対応可能とした。穀物や石炭、鉄鉱石、セメントなどの高比重貨物に加え、スチールコイルや長尺鋼材などの製品貨物にも対応し、IMSBCコードおよびIMDGコードにも適合する。
主要寸法は全長199.98メートル、幅32.24メートル、深さ19.30メートル。載貨重量6万3541トン、総トン数3万6278。主機関は6S50ME-C9.7、航海速力は約14.0ノット。船級はNK、船籍はパナマ。
環境面ではMARPOLの大気汚染防止規則に適合し、二酸化炭素放出抑制指標でフェーズ3要件を先取り対応。バラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも備える。省エネ付加物や高効率プロペラ、低摩擦塗料の採用により推進性能の向上も図った。
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