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CMCリサーチ、ナフサショックの物流影響を分析

2026年7月21日 (火)

調査・データシーエムシー・リサーチ(東京都千代田区)は17日、7月9日に発行した新刊調査レポート「ナフサショック完全シナリオ – AI・半導体・EV時代に始まる化学産業大再編 -」を紹介した。ナフサ不足が半導体、自動車、電池、医薬品、住宅、食品など幅広い産業へ及ぼす影響を分析し、調達、SCM、研究開発、経営戦略を解説している。

レポートはA4判、189ページで構成する。世界的な脱炭素政策や石油需要構造の変化、製油所閉鎖、石油化学設備の統廃合を背景に、ナフサの供給能力が縮小し始めていると指摘する。エチレン、プロピレン、ブタジエン、ベンゼン、トルエンなどの副生成物も同時に減少し、数百種類の化学品が連鎖的に不足する可能性を取り上げている。

物流分野では、高純度溶剤の閉鎖系物流における品質管理や、物流変更に伴う4M変更管理、コールドチェーンのコスト構造、港湾・物流ボトルネックなどを扱う。第Ⅴ編では、二次・三次サプライヤー解析、物流レジリエンスの設計、供給停止シナリオ別のBCP再構築、地政学リスク管理など、供給制約を前提とした調達・SCM戦略を解説している。

また、バイオ化学、電化・低炭素プロセス、ケミカルリサイクルなどの代替技術と次世代原料を整理し、逆物流を活用した循環型供給網や、AI(人工知能)による需給最適化についても紹介する。

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