調査・データマイナビ(東京都千代田区)は27日、中途採用担当者829人を対象に実施した「夏場の採用選考時の服装に関する調査」の結果を発表した。夏場の中途採用選考でクールビズを受け入れられると回答した割合は79.9%となり、約8割が軽装に肯定的な姿勢を示した。一方、Tシャツのみの服装については評価が分かれた。
調査は6月1日から5日までインターネットで実施した。対象は、従業員3人以上の企業に所属する全国の経営者・役員または会社員で、中途採用業務を担当し、前月に採用活動を行った人、または今後3カ月で採用活動を行う予定の人。
夏場の中途採用選考時に何らかの服装指定を設けている割合は51.4%だった。また、半袖などの軽装を指定している割合は32.0%となった。服装指定がない企業では、応募者が軽装で参加することが多いとの回答が28.1%、ジャケットなどのフォーマルな服装で参加することが多いとの回答が20.5%となり、軽装とフォーマルな服装に分かれる傾向がみられた。
服装別では、「半袖シャツ(ワイシャツ・ブラウス)」を受け入れられるとした割合が83.7%で最も高く、「ジャケットなし」が82.1%で続いた。一方、「Tシャツ」のみについては「受け入れられない」が47.9%となり、「受け入れられる」の46.4%を上回った。調査で尋ねた服装の中で、受け入れられないとの回答が受け入れられるとの回答を上回ったのはTシャツのみだった。
業種別では、「医療・福祉・介護」の87.2%が最も高く、「不動産・建設・設備・住宅関連」が84.0%、「運輸・交通・物流・倉庫」が83.3%で続いた。また、半袖などの軽装を指定している割合は「運輸・交通・物流・倉庫」が40.0%で最も高かった。
マイナビは、夏場の中途採用選考でクールビズへの理解が広がる一方、服装によって企業の受け止め方には差があり、面接の場にふさわしい一定のビジネスフォーマルさを求める企業もある可能性が示されたとしている。
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