環境・CSRリビエラ(静岡市葵区)は30日、2021年9月から実施している使用済みタイルサンプルの回収・再利用の取り組みについて、2026年5月までの累計実績を公表した。累計回収枚数は1万5893枚となり、新規タイル使用量の削減や最大1.8トン-CO2eの排出量削減につながったとしている。
同社は建材選定時に使用するタイル見本「カットサンプル」を無償提供しているが、使用後は産業廃棄物として処理されるケースが多いことが課題となっていた。このため、使用済みサンプルを顧客から返送してもらい、品質を確認した上で再利用する仕組みを導入し、資源循環を推進している。
2021年9月から26年5月までの累計出荷枚数は37万7219枚、回収枚数は1万5893枚で、回収率は4.21%、月平均回収枚数は278枚となった。回収したサンプルの再利用により、新規タイル1766枚分の使用を削減するとともに、1万5900枚相当の廃棄物削減につながった。
環境負荷低減効果については、欧州タイルメーカー各社が公表する環境製品宣言(EPD)のライフサイクルアセスメント(LCA)データの平均値を基に試算した。再利用したカットサンプルの面積は158.94平方メートルに相当し、原材料調達から製造まで(A1-A3)で1.5トン-CO2e、原材料調達から製造・輸送まで(A1-A4)で1.8トン-CO2eの排出量削減効果があったとしている。
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