ロジスティクス韓国のCJ大韓通運は3日、京畿道龍仁市のオリーブヤング物流センターに、AI(人工知能)を搭載した双腕型ヒューマノイドロボット2台を導入したと発表した。商品を出荷する包装ラインで、箱の内部に緩衝材を入れる作業を担わせる。
同社は2025年下半期、軍浦フルフィルメントセンターでヒューマノイドの物流現場への適用可能性を検証していた。今回は実際の顧客商品を扱う運用工程へ移行した。同社によると、AIヒューマノイドを物流センターの実運用に投入するのは業界初という。処理能力や省人化効果などは明らかにしていない。

(出所:CJ大韓通運
物流センターでは、形状や大きさ、材質が異なる商品を扱い、注文内容によって作業条件も変化する。固定式の設備では新たな作業への対応に設備やレイアウトの変更が必要になる場合があるため、人間向けの作業空間を利用できるヒューマノイドの柔軟性を生かす。
ロボットの制御には、周囲の状況を認識して動作を判断するRFM(ロボット・ファウンデーションモデル)を活用する。実際の物流現場で取得した作業データと、シミュレーションで生成した仮想データを学習させ、作業精度や環境変化への対応力を高める。
今後は緩衝材の投入から、商品のピッキング、仕分け、検品、包装へ対象を広げ、1台で複数工程を連続処理する汎用型への発展を目指す。ハードウエアはロボティズ、ロボットハンドはエイディンロボティクス、RFMはリアルワールドAIとそれぞれ協力して開発を進める。
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