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シーネット、WMS停止時は「紙とCSV」で出荷継続

2026年9月3日 (木)

サービス・商品シーネットは3日、障害や災害で通常のWMS(倉庫管理システム)が停止した際に、最低限の出荷業務を継続する待機系サービス「ci.Himalayas/Standby」(仮称)の提供を開始すると発表した。サイバー攻撃や大規模障害からシステムが復旧するまでの応急運用を想定する。

同サービスは、日常的に使用するWMSとは別に、非常時用の標準WMS環境をあらかじめ用意する。通常のWMSが利用できなくなった場合、蓄積していたデータを待機環境へ取り込み、ピッキングリストや納品書などの帳票を出力する。ハンディーターミナルや複雑な外部連携には依存せず、CSVデータの手動取り込みと紙の帳票による作業へ切り替える。

通常のWMSを待機環境で完全に再現するのではなく、出荷停止を避けるために機能を絞った設計とした。シーネット製WMSの利用企業に限らず、他社のクラウド型WMSやオンプレミス型WMSを使用する企業も導入できる。

標準プラン「Standby Essential」の初期費用は7万4000円から。月額利用料は1万円からで、保持するデータ1件当たり0.05円を加算する。今後は切り替えテストやデータ連携などの機能拡充を検討する。食品・飲料卸や3PL、小売など、システム停止が出荷や供給網へ直結する業種を中心に提案する。

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