拠点・施設センターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)は4日、埼玉県蓮田市で開発していたマルチテナント型物流施設「CPD蓮田」が8月31日に完成したと発表した。延床面積は2万626平方メートルで、東北自動車道・蓮田スマートインターチェンジ(IC)に近接し、岩槻IC、久喜ICからはいずれも9キロ圏内に位置する。首都圏内陸部を広くカバーする配送拠点としての利用を見込む。

▲鉄骨造の耐震構造の施設内(出所:センターポイント・ディベロップメント)
施設は鉄骨造4階建ての耐震構造で、1フロアは1400坪(4628平方メートル)。最大3区画に分割でき、最小賃貸区画は1800坪(5950平方メートル)とした。1階には18台が接車できる高床トラックバースを設置し、ドックレベラーに加え、フォークリフトが直接乗り入れられるクライミングレベラーも備える。10メートルの庇を持つアウトバース方式を採用し、荷役時の作業性にも配慮した。

▲マルチテナント型物流施設「CPD蓮田」(出所:センターポイント・ディベロップメント )
庫内には荷物用エレベーター3基、大型垂直搬送機3基を配置したほか、将来的なマテハン設備の導入を想定した開口部も複数設けた。床荷重は1階が1平方メートル当たり2.0トン、2−4階が1.5トン、梁下有効高は5.5メートル。テナントの運用に応じたレイアウト変更や自動化設備の導入余地を持たせている。
環境面では高効率空調やLED照明を採用し、CASBEE「Aランク」、BELS「6スター」、ZEB Readyを取得した。CPDは新築物流施設の開発に加え、工場から物流施設への転用や既存物件の改修、既築物流施設の取得も進める方針で、2027年4月には延床面積4万3000平方メートルの「CPD福岡」の完成も予定している。
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