国際米国トラック協会(ATA)は3日、自動車事故を故意に引き起こしたり偽装したりして保険金を不正請求する行為を連邦犯罪とする超党派法案「Stop Auto Fraud Act of 2026」の提出を支持すると発表した。商用トラックを標的とした事故偽装が相次いでいるとして、罰則強化による抑止と保険料負担の軽減を求める。
法案は、故意に事故を発生、演出、捏造し、不正な保険金請求を行う行為を連邦犯罪とする内容。違反者には禁錮刑を含む罰則を科すことができ、徴収した罰金は道路財源に充てる「Highway Trust Fund」へ繰り入れる。
ATAによると、近年は運送会社を標的とする組織的な事故偽装が発生しており、ルイジアナ州では複数の実行役や監視役、弁護士らが関与した大規模な不正事件が摘発された。こうした不正請求は商用自動車保険料の上昇要因となり、運送事業者の経営負担につながっているとしている。
ATAは、商用車を狙った事故偽装を連邦犯罪とする別の「Staged Accident Fraud Prevention Act」についても支持しており、事故偽装対策を巡る連邦法整備を後押ししている。
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