調査・データエルテックス(横浜市保土ケ谷区)は8日、EC(電子商取引)・通信販売事業に携わる300人を対象に実施した「通販事業者のECシステムと通販システムの利用実態」2026年版の調査結果を発表した。ECシステムと通販業務システムを別々に運用している事業者は49.7%で、同一システムで運用する33.3%を上回った。
別システムで運用する場合の課題では、「二重入力の手間や手作業が発生している」が45.6%で最多となった。「データ連携の不具合やタイムラグがある」が37.6%、「受注情報・在庫情報の連携に手間がかかる」が34.9%と続き、システム間をつなぐ作業や運用の負荷が上位を占めた。
職種別では、業務担当者の55.4%が「二重入力」を課題に挙げた。情報システム担当者は「データ連携の不具合やタイムラグ」が51.1%で最も高く、職種によって異なる課題が表れる結果となった。
一方、ECと通販業務を同一システムで運用する事業者では、「顧客情報を一元管理できている」が67.0%で最多。「二重入力や手作業が少ない」は54.0%、「受注・在庫・出荷情報の連携がスムーズ」は47.0%となり、情報の一元化や作業負担の軽減が主な効果として挙がった。
調査は7月2-6日、年商1億円以上の通販事業に携わるマーケティング、業務、情報システムの担当者などを対象にインターネットで実施した。回答数は300人だった。
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