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リネージュ、スペインの低温物流に保税機能

2026年9月9日 (水)

認証・表彰温度管理物流を手がける米リネージュは7日、スペイン南東部ムルシアの物流施設が税関当局から保税倉庫の認可を取得したと発表した。同社にとってスペイン初の保税倉庫で、欧州の保税対応拠点は50か所超に広がった。

(出所:リネージュ)

認可により、輸入事業者は冷蔵・冷凍食品を関税の支払いを留保したまま税関管理下で保管できる。関税や輸入割当の更新、規制当局の承認を待ちながら在庫を保有できるほか、市況や価格動向を見極めて市場投入時期を調整できる。輸入時点での関税負担を抑え、在庫運用の柔軟性を高める狙いがある。

施設では、保税管理と低温物流を組み合わせることで、在庫管理やトレーサビリティー、監査対応を強化する。冷蔵・冷凍食品の品質維持や温度逸脱リスクの低減にもつなげる。

ムルシアはスペイン南東部に位置し、マドリード方面への幹線道路に接続するほか、カルタヘナ、アリカンテ、バレンシアの主要港へのアクセスを確保している。欧州、アジア、アフリカ、米州を結ぶ主要な積み替え拠点であるアルヘシラス港を経由する国際輸送網も利用でき、低温貨物の輸出入拠点としての活用を見込む。

リネージュは北米、欧州、アジア太平洋で495か所超の温度管理物流施設を展開している。

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