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スター精密、牧之原新工場で分散工程を集約

2026年9月11日 (金)

▲牧之原工場の外観(出所:スター精密)

拠点・施設スター精密(静岡市駿河区)は10日、静岡県牧之原市に新設した「牧之原工場」の完成式を、同日行ったと発表した。需要が拡大する工作機械「スイス型CNC自動旋盤」のハイエンドモデルを組み立てるほか、板金部品の加工を担う。総事業費は40億円で、7月から稼働している。

新工場は、2024年2月に公表した工作機械事業の国内工場リニューアルの一環として整備し、25年5月に着工した。国内だけで製造するハイエンドモデルの組み立て能力を増強し、医療機器や航空宇宙分野などで使われる複雑な部品の加工需要に対応する。

これまで3か所に分散していた板金部品の加工やユニット組み立てなどを牧之原工場に集約。作業スペースは従来の1.6倍に拡張した。最新鋭のパンチレーザー複合加工機などを導入し、機種に応じて板金部品の加工から完成機の組み立てまで一貫して行える体制を整え、生産の効率化と安定化を図る。

▲レーザー複合加工機で金属板を切断する様子(出所:スター精密)

牧之原工場は鉄骨2階建てで、建築面積は6900平方メートル、延床面積は9100平方メートル。工場全体の温度を空調設備で管理し、溶接など熱が発生する工程での作業環境にも配慮した。

スター精密は、工作機械のコア部品を製造する菊川南工場を25年12月に稼働しており、牧之原工場の完成と合わせ、工作機械の生産体制をさらに強化する。

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