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DPワールド、サントス港に電動クレーン8基導入

2026年10月14日 (水)

国際DPワールド(UAE)は9日、ブラジルのサントス港コンテナターミナルで進める拡張計画の一環として、新型の全電動クレーン8基を受領したと発表した。投資総額は16億ブラジル・レアル(3億1000万ドル)で、2026年末までに年間コンテナ取扱能力を170万TEUへ引き上げる計画。

今回納入されたのは、岸壁クレーン2基と電動RTG(タイヤ式門型クレーン)6基。既存の認可済みインフラの活用と新設備の導入を組み合わせ、コンテナ取扱能力と荷役効率の向上を図る。

▲サントス港に到着したニューキークレーン(出所:DPワールド)

新型岸壁クレーンは高さ56メートル、リーチ72メートルで、既存機より7メートル長い。20フィートコンテナを2個同時に取り扱うことができ、より大型のコンテナ船への対応力を高める。電動RTGは最大41トンの吊り上げ能力を備え、ターミナル内のコンテナ移動効率を向上させる。

設備の納入は2回に分けて実施する。今回の8基に続き、27年初頭には岸壁クレーン2基とRTG9基が到着する予定。最終的に岸壁クレーン4基、RTG15基を追加し、将来的には年間取扱能力を210万TEUまで拡大する構想を掲げる。

電動化による環境負荷の低減も進める。新型RTG15基すべてが稼働した場合、同等のディーゼル式設備と比較して年間4250トンのCO2排出を削減できる見通しだ。

同社はすでに既存RTG22基の電動化を完了し、26年には電動構内搬送車15台と電動リーチスタッカー3台を追加した。ターミナルの1-4月のディーゼル燃料消費量は、24年平均と比較して29.2%減少したという。

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