荷主Noahlogy(ノアロジー、東京都港区)は2日、アヴィバ(英国)と「AVEVA Partner Ecosystem Member Agreement」を締結したと発表した。アヴィバの3DモデルデータとAIを組み合わせ、造船設計の確認作業を支援する技術の開発・検証を進め、実用化を目指す。
造船設計では、図面や仕様書に加え、船体構造や配管、機器配置などを表す3Dモデルの形状や属性を確認し、設計要件と照合する作業が必要となる。船舶の設計では扱う情報量が多く、確認には時間と専門的な知見が求められることから、Noahlogyは設計情報をAIで扱い、設計者の確認作業を効率化する技術開発を進めている。
今回の取り組みでは、アヴィバの3Dモデルデータを対象に、データの読み取りや可視化、チェック項目に基づく判定を検証する。すでに3Dモデルを使ったデモを作成しており、今後はAIが正確に判定できるデータの種類や確認項目を精査する。大規模で複雑な設計を手掛ける造船所や設計部門の課題を踏まえ、既存業務に無理なく取り入れられる仕組みを検討する。
Noahlogyは造船、舶用工業、海運など海事産業を対象にAIエージェントの開発やAI導入支援を手掛けている。今回の連携を通じ、既存の3D CADデータを活用したAI導入の選択肢を広げ、造船設計の確認業務の効率化につなげる。
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