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スマホ撮影でロボ検証空間を生成、ROBO-HI

2026年11月4日 (水)

サービス・商品ROBO-HI(ロボハイ、東京都中央区)は4日、「ROBO-HI フィジカルAI実証プラットフォーム」の環境構築機能を拡張し、「マルチスキャン環境構築」に対応したと発表した。広大な現場全体のスキャンに加え、スマートフォンなどで撮影した4K動画から局所的な3Dデジタルツインを生成できるようにし、フィジカルAIの検証環境構築を効率化する。

工場や物流倉庫で自律移動ロボットなどを導入する際は、実際の現場を仮想空間に再現し、走行や作業を事前に確認する必要がある。一方、従来は高価なレーザースキャナーによる計測や専門業者への依頼、CADデータの調整などが必要で、デジタルツインの構築にコストと時間がかかることが課題だった。

▲ROBO-HIフィジカルAI実証プラットフォーム(クリックで拡大、出所:ROBO-HI)

今回の機能拡張では、汎用スマートフォンなどで撮影した4K動画から「3D Gaussian Splatting」を使って3Dモデルを生成し、「NVIDIA Isaac Sim」のシミュレーション環境に組み込む。専用の3Dスキャナーや詳細なCADデータを用意せず、製造ラインや設備周辺など必要な範囲を短期間で再現できる。

シミュレーションではAGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)の走行・搬送に加え、ロボットアームによる物品把持などにも対応する。ROBO-HIは9月から同プラットフォームを提供しており、今後はシステムインテグレーターなどとの連携を広げ、製造業や物流などでのフィジカルAIの実機検証を支援する。

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