ドリーム・アーツ、多店舗向け情報共有ツールに新機能

サービス・商品ドリーム・アーツ（東京都渋谷区）は23日、流通・小売業の多店舗ビジネスを支援するベストプラクティス型クラウドサービス「Shopらん」の最新バージョンの提供を開始した。新バージョンでは、「売場コンテスト機能」などの新機能を追加した。

Shopらんは、多店舗事業における「本部・店舗間の情報共有と対話のベストプラクティス（最良の手本）を凝縮したクラウドサービス」で、本部・店舗間の情報と対話を整流化し、オペレーションの質とスピードの向上を支援するもの。

今回のバージョンでは、「売場コンテスト機能」を追加し、本部からの「お知らせ」に対する店舗からの回答を確認する一覧画面で、店舗の写真を表示できるようにした。写真を一覧で確認・比較できるため、新商品キャンペーンの実施状況を一元的に把握して効率的にフォローしたり、売場コンテストを実施して優秀店のディスプレイを全店に展開したりといった販売力の底上げを図ることができる。

さらに、業務アプリ機能で利用可能なアプリの雛型に「事例共有」を加え、店舗で発生した事例を投稿し、本部・店舗間や店舗間相互で共有することができる。店舗の創意工夫や成功事例を共有することにより、店舗網全体でのノウハウの蓄積やスキルアップにつなげる。月額サービス利用料はオープン価格で、店舗数によって異なる。