商船三井、海賊襲撃タンカー「米、トルコ海軍が制圧」と発表

話題商船三井は7日、同社が運航するアフラマックスタンカー「GUANABARA（グアナバラ）」が日本時間3月5日午後10時頃（現地時間5日午後5時頃）、インド洋、オマーン東方400マイル（約740キロメートル）の海上で海賊から襲撃を受けたことを発表した。

同社によると、6日午後5時20分頃（現地時間6日午後0時20分ごろ）アメリカ海軍、トルコ海軍が対応し、海賊は制圧された。乗組員の負傷者はなく、油などの流出もないという。

同船は自力航行に支障はなく、同社は「現在安全な海域に向けて航行中」としている。グアナバラは2月17日にウクライナのケルチ港で重油を積み、中国舟山港に向け航行中だった。

■グアナバラの概要
総トン数：5万7462トン
全長：240.5メートル
船籍：バハマ
建造年：2007年
乗組員：クロアチア人2人、モンテネグロ人2人、ルーマニア人2人、フィリピン人18人、計24人（船長を含む）
積荷：重油