日通、さっぽろ駅直結のオフィスビル着工

拠点・施設日本通運は30日、札幌市中央区で「日通札幌ビル（仮称）」の建設に着工した。竣工は2011年9月となる見込み。

建設地では、日通のテナントビル（旧札幌ライラックビル）が長年営業をしてきたが、建物の老朽化が著しいことから昨年解体し、新たに地上11階、地下 2階建の商業・オフィスビルを建設することとしたもの。

日通札幌ビルは、地下2階部分で札幌市営地下鉄「さっぽろ駅」と直結しており、JR「札幌駅」からも、地下道を通って徒歩4分でアクセスできる好立地。

同ビルのオフィススペースは、1フロア629平方メートル、天井高2.8メートルの空間に、グリッド天井システムや非接触型ICカードキーシステムなどの最新設備を備える。

■施設の概要
所在地：北海道札幌市中央区北3条西2丁目2番1号
敷地面積：1161.91平方メートル
建築面積：909.57平方メートル
延床面積：1万261.35平方メートル
建物高さ：44.31メートル
構造：地上部鉄骨造
地下部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
規模：地上11階、地下2階
用途：1階店舗、2階～11階事務所
写真：日通札幌ビル（仮称）完成予想