日通、札幌市に商業・オフィスビル竣工

日通札幌ビル

国内日本通運は14日、札幌市中央区に商業・オフィスビル「日通札幌ビル」を竣工したと発表した。オフィステナント12社のほか、クリニックや物販店舗の入居が決定し、満室での開業となる。

日通は同地で複合賃貸ビル（旧札幌ライラックビル）が長年営業をしてきたが、建物の老朽化が著しいことから解体し、新たに地上11階地下2階建、延床面積約1万200平方メートルの商業・オフィスビルを建設した。

 
日通札幌ビルは、札幌市営地下鉄南北線・東豊線さっぽろ駅と地下で直結しており、JR札幌駅からも徒歩4分、3月に開通した駅前通地下歩行空間により、札幌市営地下鉄東西線大通駅からの地下アクセスも可能となるなど、交通の利便性に恵まれている。

同ビルは、基準階天井高2.8メートル、190坪を超える柱の無い広いオフィス空間を確保するほか、最新の非接触型ICカードキーシステムを導入したセキュリティや、札幌市建築物環境配慮制度による環境性能評価Aランクを取得している。