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東北の鉄道貨物輸送が3割減、14年10月の動向

2015年1月21日 (水)

調査・データ東北運輸局がこのほど発表した2014年10月の管内運輸動向は、JR貨物の管内発取扱量が災害廃棄物輸送の終了に伴い、3割近く減少したほか、宅配貨物も11.9%減少した。一般トラックは増加した。

JR貨物の管内発は、車扱貨物が前年比77.1%と大幅に減少し、コンテナ貨物は16.7%減、全体では29.6%減となった。災害廃棄物の輸送が終了したことなどが影響している。

トラックは、特別積合せが5.6%減、宅配貨物が11.9%減、一般トラックは4.1%増となった。

海運の外貿コンテナは酒田港が89.4%増と大幅に増えたほか、八戸港5.8%減、仙台港1.8%増、小名浜港9%増、秋田船川港5.6%増と八戸港を除いて増加。港湾運送は酒田港が9割近い増加、八戸港が6.3%、仙台塩釜港が2.4%増、小名浜港が4.3%増、秋田船川港が10.4%減となった。

航空貨物は仙台空港で4倍近くの増え、普通倉庫は月間入庫高が14.8%減、月末保管残高が3.6%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が12.9%増、月末保管残高が5.6%増だった。