王子HD、インドに2か所目の製造拠点

国際王子ホールディングスは2月27日、インド・ニューデリー郊外のウッタル・プラデーシュ州グレーターノイダに、重量物包装用段ボール会社を設立すると発表した。

新会社はインド国内で2番目の製造拠点で、東南アジア、インド地域のパッケージング拠点としては建設・準備中も含め24か所目となる。

インドでは二輪車の生産が年々増加し、周辺国への完成車、部品の輸出も増えていることから、これらの包装需要に対応する。

新会社が用いる段ボールシートは王子パッケージング社から供給する。新会社を王子パッケージング社の段ボール箱・シートの配送拠点として活用し、スピーディーな製品供給体制を構築する。

■新会社の概要
商号：王子インターパック・インディア
事業内容：HiPLE-ACER（重量物包装用段ボール）の製造、販売、段ボール製品（箱・シート）の製造、販売
所在地：インドウッタル・プラデーシュ州グレーターノイダ
資本金：2800万インドルピー（5600万円）
王子グループ出資比率：100％
設立年月：2015年4月
営業開始：2015年7月