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名古屋港、14年12月の貨物取扱量、輸出が2.6%増

2015年3月18日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は17日、昨年12月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2724隻(前年同月比4.8%減)、総トン数は1923万トン(4.8%減)と、隻数・総トン数ともに減少した。

総取扱貨物量は輸出(2.6%増)で増加したものの、輸入(8.3%減)、移出(1.9%減)、移入(11.1%減)は減少し、全体では1726万トン(4.8%減)と前年実績を下回る結果となった。外貿貨物は、輸出では、完成自動車(5.2%増)と産業機械(1.8%増)などが伸びに寄与し、全体では493万トン(2.6%増)の取扱量となった。

輸入では鉄鉱石(4%増)が増加したが、原油(28.5%減)、LNG(液化天然ガス)(6%減)が要因で、全体では1168万トン(4%減)と前年実績を下回った。

内貿貨物は、移出が298万トン(1.8%減)、移入が260万トン(11.1%減)で、全体では558万トン(6.4%減)と前年実績を下回った。外貿コンテナ貨物量も、408万トン(5.5%減)で、こちらも減少した。このうち輸出は産業機械(5.9%増)が増加したものの、自動車部品(8.8%減)が減少したため、204万トン(1.5%減)と減少となった。輸入も、衣類・身廻品・はきもの(6.4%減)、自動車部品(5.7%減)などが減少したため、全体では204万トン(2.1%減)と減少となった。