日立物流、上海に日立建機向けの新拠点開設

ロジスティクス日立物流は21日、中国・上海市浦東新区に新物流拠点「東上海物流センター」を開設し、5月6日から稼働すると発表した。

新センターは上海港や上海浦東空港へのアクセスが良く、中国国内や海外への輸送に優れた立地。日立建機の中国運営拠点見直しに合わせて、既存の「部品センタ」「再生センタ」「教育センタ」の3機能を新センターに集約、新たに開設することにした。

日立建機以外にも新規で受託した顧客の物流業務も合わせて運営する。日立建機グループからの大型3PL案件の受託に伴う物流施設の開設は、昨年4月に保守部品物流のマザーセンターとして開設した「つくば物流センター」に続くもの。新センターの運営に際し､2月15日付で新会社「日立物流（上海浦東）」を設立している。

■東上海物流センターの概要
所在地：中国上海市浦東新区申東路251弄2号
建屋仕様：鉄筋コンクリート造（地上3階建）
敷地面積：4万2200平方メートル（1万2700坪）
延床面積：4万4800平方メートル（1万3500坪）
荷役機器：ドックレベラー7台、接車バース38バース
主な取扱商品：建設機械用部品など
稼働時期：2015年5月6日