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日立造船、精密機械事業強化へ中国に合弁会社

2011年8月3日 (水)

メディカル日立造船は3日、精密機械事業を強化するため、台湾の均豪精密工業股フン有限公司(GPM)の中国子会社・均強機械(蘇州)有限公司(GPI)と共同出資により、江蘇省蘇州市に精密機械の製造・販売を行う合弁会社を設立すると発表した。

 

同社は、1995年から中国で事業を展開しているGPMグループと協力し、中国市場への参入のため、合弁会社を設立するもの。新会社は、液晶パネル・太陽電池業界向けプラスチック機械、食品・医薬業界向けシステム機械を中心に、電子制御機器やマテリアル機種などでも事業展開を図っていく。

 

来年1月には、同事業の中核拠点である精密機械センターが完成する。同社は、海外事業売上高を現在の約500億円から約1500億円規模に拡大することを目標としており、今回の中国合弁会社設立はその一環として実施するもの。