ユーコープ東･北部センター、配達先で人命救助し表彰

フード生活協同組合ユーコープは6日、配達担当者が人命救助につながる活動を行ったとして、「おうちコープ横浜」の東部センターと北部センターが神奈川県から表彰を受けた、と発表した。

おうちコープ横浜東部センターでは、配達担当者が届け先の家庭で「体が動かないので救急車を呼んでほしい」と助けを呼ぶ声に気付き、消防・警察に通報。前日の深夜に階段で転倒し身動きが取れなくっていたところを助けた。

また北部センターは、夕食宅配の「マイシィ」スタッフが、前日の夕食が手つかずだったことを異変に感じ、配食センターを通じて福祉保険センターに通報、家の中で倒れていた組合員が救急搬送された。

おうちコープ、夕食宅配マイシィの担当者が配達中に異変を察知し、緊急連絡先や地域の窓口へ通報する件数は年々増えており、2015年度は神奈川・静岡・山梨の3県合わせてすでに100件を越えているという。