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ミサワホーム、宅配ボックス内蔵玄関ドア開発

2017年9月15日 (金)

▲玄関ドア外観

荷主ミサワホームは15日、最大2つの宅配ボックスを内蔵した玄関ドアと、ゴルフバッグなどの大型宅配物を受け取れる荷受用外部収納「宅配スペースドア」の運用を開始すると発表した。4月から展開している「袖ガラス組み込みタイプ」に加え、宅配ボックスのラインアップを拡充する。

ドア内蔵タイプは、「玄関横に袖ガラスを付けない建物プランでも宅配ボックスを採用したい」「複数の荷物を一度に受け取ったい」といった声を受けて開発したもので、ドア本体に宅配ボックスを内蔵する省スペース型のため建物プランの制約を受けずに設置できる。

最大2つの宅配ボックスと1つの郵便ポストを内蔵し、複数の荷物を同時に受け取ることが可能。室内側から一度に宅配物を回収できる構造にしたことで、回収手間を最小限に抑えた。

(出所:ミサワホーム)

内蔵する宅配ボックスは、スリムタイプでありながら350ml缶1ケース(24本入り)の荷受けに対応し、簡単に預け入れできる仕組みを採用、配達者の事務作業負担を減らす。今後は、既存のミサワホームオーナーの玄関ドア交換リフォームのニーズにも対応できるよう検討を進める。

▲宅配スペースドア外観

宅配スペースドアは、ゴルフバッグやスキー用品などの大型宅配物の受け取りニーズに対応する外部収納スペースで、外部収納用ドアに暗証番号錠を取り付けることで荷受機能を付加した。建物躯体を利用する仕組みのため、設計段階で収納サイズに合わせた寸法に設定できる。