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アサヒビール、ニッカ柏工場の樽容器製造ライン増強

2017年10月24日 (火)

拠点・施設アサヒビールは24日、飲食店向けに展開する「ブラックニッカクリア樽詰めハイボール」が好調に推移していることを受け、ニッカウヰスキー柏工場(千葉県柏市)の樽容器製造ラインを増強すると発表した。2018年5月の安定稼働を目指し、製造能力を2倍に拡大する。

樽容器製造ライン増強に合わせ、柏工場で製造していた一部のリキュール類などの缶製品を10月製造分からアサヒビール茨城工場(茨城県守谷市)へ集約し、缶製品の製造ラインも強化する。

これにより、2工場合わせた設備投資額は2018年にかけて15億円となる見通しで、茨城工場ではRTD缶製品の製造ラインを1.2倍の製造能力に拡大する。

1-9月の「ブラックニッカクリア樽詰めハイボール」の販売数量は前年比40%増と伸びており、今後も増加する見込みとなっていることから、製造力を高めて需要に対応する。