【決算】三菱倉庫、15.8％増収、売上2000億円台に

メディカル▽医薬品などの配送センター業務を拡大
物流事業では、医薬品などの配送センター業務の拡大、海外拠点の拡充に取り組むとともに、日本航空子会社のジュピター・グローバル社による第三者割当増資を引き受け、第2四半期末から持分法適用関連会社化。この結果、倉庫、陸上運送、国際運送取扱事業で貨物取扱量が増加したほか、前期後半から富士物流などが連結子会社に加わったこともあり、増収となった。

営業利益は物流、不動産の両事業で増益となったため、全体として3％の増益を確保。最終利益は、前期に東日本大震災の被災による地震災害損失を特別損失に計上したほか、固定資産処分損などの特別損失が減少したため、8.5％の増益となった。

▽2013年3月期売上高、2058億円の見込み
次期は売上高2058億円、営業利益127億円、経常利益147億円、当期純利益82億円を見込む。