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良品計画・松崎社長、京東集団の物流拠点視察

2018年7月3日 (火)

話題中国でECサイト「京東商城」(JD.com)を運営する京東集団は3日、同社の劉強東CEOが良品計画の松﨑曉社長と6月30日に会談し、協力関係を強化していくことに合意したと発表した。

▲良品計画代表取締役社長松﨑曉氏(左)と京東グループ劉強東CEO(右)

良品計画が展開するブランド「無印良品」は、6月1日に初めて京東商城に出店を果たし、中国ECサイトで最大規模となる旗艦店として、家具・生活雑貨・服飾から食品など幅広い商品を取り扱っている。

松﨑社長は京東集団の提唱する「ボーダーレスリテール」の実例となるスマート物流センター「アジア1号」や生鮮食品スーパー「7フレッシュ」、無人スーパーなど多くの施設を視察し、ボーダレスリテールに対するサプライヤーチェーンから実店舗までを視察した。

劉CEOは「京東は自社のメリットを十分に発揮し、無印良品の中国市場へのさらなる開拓と、特にオンライン市場での重要なサポートを提供していきたい。われわれも無印良品との提携は非常に期待している。世界の消費者のために理想的なライフスタイルを作り出していきたい」とコメントしている。