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宅配便14社の5月取扱個数、4%増加

2018年8月1日 (水)

調査・データ国土交通省が7月31日発表したトラック輸送情報によると、5月の宅配便14社の取扱個数は3億3936万4000個で、前月比8.8%増(季節調整後)となり、前年同月比では4%増加した。

特別積合せ貨物(調査対象24社)の輸送量は522万74トンで、前月比2.6%増(季節調整後)、前年同月比0.3%増となった。平均稼働日数は23.1日で、前月比0.2日減、前年同月比では0.4日増となった。稼動1日当たりの輸送量は22万5977トンで、前月比4.2%減、 前年同月比1.4%減少した。

全国の一般貨物トラック事業者(回答819社、調査対象1016社)の輸送量は、前月比4.2%減、前年同月比3.8%増となった。

調査対象25社(24社+品目別・地域別輸送状況回答1社)は、前月との比較でみると、「その他」以外で輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物減が農水産品、化学工業品、繊維工業品、食料工業品、日用品、商社・問屋からの貨物減が日用品、倉庫から出る貨物減が化学工業品、繊維工業品、日用品、季節的需要減が機械、化学工業品、繊維工業品、食料工業品、日用品で見られた。地域別では、東北、関東地方、北陸信越、中部地方、近畿地方、中国、九州で貨物減となっている。

前年同月との比較でみると、金属製品、機械、化学工業品、繊維工業品で輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物増が金属製品、機械、化学工業品、繊維工業品、日用品、商社・問屋からの貨物増・景気の好況が日用品、倉庫から出る貨物増が金属製品、機械で見られた。地域別では、北陸信越、中部地方、近畿地方、中国で貨物増となっている。