配送ドライバーが上昇幅トップの62円、北関東で顕著

話題アイデムが28日に発表した2017年のパートタイマーの募集時平均時給に関するレポートによると、関東エリアで「配送ドライバー」を募集する際の平均時給が前年から62円上昇し1087円となった。

配送ドライバーの上昇幅は調査対象となった36職種の中で最も大きかった。配送ドライバーに続いて平均時給がアップしたのは「配達」（50円アップ）で、前年の971円から1021円へと、一気に1000円の大台に乗せた。「倉庫内作業」（31円アップ）、「軽作業」（20円アップ）も上昇した。

配送ドライバーの募集時給は、群馬県と茨城県で大きく上昇し、群馬県が191円アップの1074円、茨城県は149円アップの1167円となり、上げ幅が46円にとどまった東京都の1087円を上回る結果となった。

配達は埼玉県で140円アップの1085円、栃木県で83円アップの1004円となったが、茨城・群馬県では小幅ながら低下した。倉庫内作業で上昇幅が最も大きかったのは東京都で、119円アップの1092円だった。

関西圏では配送ドライバー、配達、倉庫内作業、軽作業のいずれでも関東と比べると大きな変動がみられず、低下したエリアも散見された。