プロロジス、雇用課題テーマに取引先向けセミナー

イベントプロロジスは4日、同社の賃貸物流施設に入居しているテナント企業向けに「雇用課題解決セミナー」を開催したと発表した。セミナーは3回シリーズで、5月31日に1回目を開催した。

今回のセミナーでは、従業員の定着や離職防止などをサポートする「テガラミル」の安藤信幸氏を講師に招き、雇用定着をテーマに設定。テナント企業の人事担当者や物流施設のセンター長などが参加した。

1時間強の講義では、有効求人倍率がバブル期を超えるなど、求職者に有利な現状の解説や、物流現場の定着率改善事例を交えた話題で進行。受講者からは「離職を防ぐためアルバイトスタッフの不満を聞き取りたいが、話しかけても打ち明けてくれない」「離職率のデータを分析してみたいが何から手をつけてよいかわからない」などの「悩み」に基づく質問が上がった。

次回は6月6日、プロロジスパーク市川1でアセゴニア（東京都港区）の井上義設社長による「時代にあった外国人労働者雇用のポイント」、3回目の6月13日はエルテスの平野元希取締役による「バイトテロを未然に防ぐ」をテーマに開催する。

▲テガラミルの安藤信幸氏