ロジスティクス商船三井は9月27日、国際協力銀行(東京都千代田区)と天然ガス生産でロシア国内2位の露・ノヴァテク社との間で、LNG積み替え基地設置プロジェクトの覚書を締結したと発表した。
このプロジェクトは、浮体式LNG貯蔵設備(FSU)を露・カムチャッカとムルマンスクに建造・設置するもので、ノヴァテクがヤマル・北極の両プロジェクトで生産したLNGを砕氷LNG船で北極海航路を輸送、両FSUで在来型LNG船に積み替えて欧州・日本・アジアの受け入れ基地まで輸送する。
砕氷船から在来型に積み替えることで、北極海航路を経由するLNG輸送のコスト低減が見込めると同時に、日本をはじめとするLNG消費国へ安定した輸送を行うことができるという。
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商船三井、ヤマルLNG向け新造砕氷LNG船命名(19年7月19日掲載)
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