秋印が運輸29社目の｢パートナーシップ構築宣言｣

認証・表彰秋田市に本社を置く運送会社の秋印はこのほど、運輸・郵便業で29社目となる「パートナーシップ構築宣言」を事務局に提出した。

同社は、不合理な値引き交渉をしない、下請事業者が適正に利益を確保できるよう十分協議を行う、契約条件を書面などで明示する、偏った秘密保持契約を契約しない、適正なコスト負担を伴わない短納期発注や急な仕様変更を行わない――といった内容を10月8日付で宣言した。

「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーン全体の共存共栄を目指す新たな連携と、発注側・受注側の望ましい取引慣行の順守に取り組むことを宣言するもの。内閣府や経済産業省、国土交通省など関係大臣と、日本経済団体連合会や日本商工会議所、日本労働組合総連合会などが枠組みを創設した。

宣言した企業は、ロゴマークを企業PRに使用することができるほか、経産省の一部補助金で優先採択される仕組みが検討されている。

■「パートナーシップ構築宣言」のポータルサイト
https://www.biz-partnership.jp/index.html