トランコム、埼玉に関東エリアのコア拠点を新設

▲蓮田ロジスティクスセンター（仮称・出所：トランコム）

拠点・施設トランコムは1日、三菱地所が開発した物流施設「ロジクロス蓮田」（埼玉県蓮田市）全フロアを賃借し「蓮田ロジスティクスセンター（蓮田LC、仮称）を開設したと発表した。蓮田LCを関東エリアにおける多種多様な輸配送機能を持ち合わせたコア拠点と位置付け、国内の輸配送の物流領域で「サスティナブルで効率的な輸配送」を提供する象徴的な施設とする。

蓮田LCは地上3階建てで延床面積7万8500平方メートルと、トランコムの開発物件で最大規模。導入路を広く取るなど大型車両が乗り入れしやすい仕様としたほか、1階を両面バースとし、トラックバース91台、トラック待機場30台分のスペースを確保し、スムーズな輸配送を可能とするなど、物流リードタイムの短縮など機能性・利便性を高めた。施設内での入出荷品の運搬や保管業務に自動運転ロボットの導入も検討中という。