セブン＆アイ、ネットスーパー大規模拠点を新設

拠点・施設セブン&アイ・ホールディングスは2日、「イトーヨーカドーネットスーパー新横浜センター」（仮称、横浜市都筑区）を2023年春に新設すると発表した。1日に発表した中期経営計画に基づく、グループのラストワンマイル施策の一環。傘下のイトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドーネットスーパー」の新しい大型拠点として、近隣のイトーヨーカドー30店舗の配送担当区域と同センターから30キロ圏内を配送エリアとする。

「イトーヨーカドーネットスーパー」は2001年にサービスを開始。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う宅配需要の高まりを受けて、今後も新たなニーズが拡大していくと想定。多様な顧客ニーズへの機動的な対応を実現するほか、コンビニエンスストア「セブン‐イレブン」での留め置きやロッカーの設置拡大による受け取り拠点の多様化について実証テストも行いながら、利便性向上を図る。