製造・運転職時給、東日本で前年同月比10円減

調査・データアイデム（東京都新宿区）が4日に発表した、7月のパート・アルバイト募集時平均時給の調査結果によると、「製造関連・ドライバー職」のエリア別の平均時給は、東日本（東京など1都7県）が1068円（前年同月比10円減）、関東4都県（東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県）が1011円（同5円増）、西日本（大阪など2府5県）が964円（同2円増）、関西3府県（大阪府・兵庫県・京都府）が984円（同8円増）となった。

同社によれば、ここ半年ほどの時給水準はコロナ禍以前の2019年を上回るものの、コロナ禍によって物流ニーズの高まった2020年よりは低い状態が続いており、比較的安定した状態が続いているという。

なお、関東4都県の製造関連・ドライバー職のうち、最も時給が高かったのは「倉庫作業」で1159円。以下は「配送・配達・ドライバー」が1089円、「食品製造作業」が1067円、「検品」が1062円、「食品製造作業を除く製造作業」が1019円、「梱包」が986円と続いた。

関西3府県でも最も時給が高かったのは「倉庫作業」で1081円。以下は「配送・配達・ドライバー」が1054円、「梱包」が1003円、「食品製造を除く製造作業」が981円、「食品製造作業」が977円、「検品」が965円となった。