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サービス・商品物流スタートアップのsouco（ソウコ、東京都千代田区）は1月31日、全国の賃貸倉庫を検索できるポータルサイト「souco賃貸（β版）」の提供を始めたと発表した。
▲「souco賃貸（β版）」のトップページ（出所：souco）
soucoは、1000坪（3300平方メートル）未満の小ロットで1年未満の短期の荷物保管需要に着目。物流施設や倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業の情報を組み合わせて成約につなげるBtoBの物流プラットフォーム「souco」を展開している。
soucoでは、主に段ボールやパレットなど、規格化された荷姿での寄託保管需要に対応。ユーザーの賃貸ニーズに対応するサービスとして、soucoに蓄積された全国の倉庫物件データのうち、賃貸での利用が可能な物件の検索や問い合わせが可能なポータルサイトのβ版の提供を開始した。契約期間や坪数に関わらず、賃貸で利用できる倉庫の情報を掲載する。
賃貸倉庫を掲載したい物件オーナーは、soucoに物件情報を登録し、当該物件情報の掲載をsoucoに依頼することで、souco賃貸に情報が公開される仕組み。掲載料など費用はかからない。
ユーザーは、会員登録の必要がなく無料で利用できる。希望条件に合致した倉庫物件の情報を閲覧し、倉庫物件にかかる問い合わせや内見申込みもできるほか、soucoを通じて契約・利用することも可能だ。souco賃貸の開設により、賃貸倉庫を探す際の利便性を高め、これまで以上にスムーズな倉庫利用を推進する。
▲「souco賃貸（β版）」を介したサービスイメージ（出所：souco）
soucoは今回の賃貸倉庫ポータルサイトの提供を契機として、今後も企業の多様な倉庫利用ニーズに対応できる、倉庫シェアリングにより蓄積された日本全国の倉庫データベースを活用することにより、企業の課題解決を支援する。
