オープンロジ、新VPoEに元メディアドゥ坂井氏起用

財務・人事EC（電子商取引）向け物流フルフィルメントプラットフォームを展開するオープンロジ（東京都豊島区）は1日、元メディアドゥVPoEの坂井健治氏をVPoEに起用したと発表した。

VPoEは企業における技術部門のマネジメント責任者である「Vice President of Engineering」を意味する。組織をマネジメントする立場であり、エンジニアの採用や組織体系の編成など人事的な任務を果たす。

▲新VPoEに就任した坂井健治氏（出所：オープンロジ）

オープンロジは、今後の事業展開とそれを支えるエンジニア組織の拡大を見据えて、元VPoEで創業当初からオープンロジを技術面で支えた五十嵐正人氏が技術フェローとして技術開発に注力。著作物のデジタル流通システムを運営するメディアドゥでVPoEを務めた坂井氏が、新たにVPoEとしてエンジニア採用・育成と組織の成長を担う。新体制に移行することで、技術開発とその組織マネジメントの機能を分担し、より効率的な事業遂行につなげる。

同社はVPoEへの坂井氏の起用を契機として、次世代の新しい物流を担う「物流版AWS（アマゾン・ウェブ・サービス）」の実現に向けてデータやテクノロジーを軸に技術で事業を加速させていくエンジニアリング体制をさらに強化する。