NXHD3Q、国際貨物好調で通期予想を修正

財務・人事NIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）は9日、2023年12月期通期業績予想を上方修正すると発表した。ことし8月10日に公表した数値から売上高が1.9％増の2兆6500億円、営業利益が8.3％増の1300億円、最終利益が7.2％増の1340億円といずれも引き上げる。ロジスティクスの各事業で、第3四半期の業績が想定を上回った上、第4四半期も引き続き堅調に推移すると判断した。

同日発表した23年12月期第3四半期の連結決算は、売上高が1兆9635億9700万円、営業利益が1006億6900万円、最終利益が1176億5200万円だった。航空、海上の両運送を中心に国際貨物の輸送需要が伸長し、ロジスティクスの各事業がおおむね好調だった。

NXHDは、ことし1月に日本通運の単独株式移転により発足したため、前期実績との比較はしていない。

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LOGISTICS TODAY編集部
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