サカイ引越決算、単価上昇で最終利益22.3％増

財務・人事サカイ引越センターが8日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が前期比5.5％増の1095億5600万円、営業利益が同9.8％増の118億4500万円、最終利益が22.3％増の82億1000万円だった。

新設住宅の着工数と移動者数は横ばいで推移し、引越業界は厳しい状況に。従業員の労働時間に配慮したこともあり、作業件数は2.2％減の82万3257件にとどまった。しかし、引越単価が5.9％上昇して引越事業は黒字だった。

24年3月期の通期連結予想については、世界的な金融引き締めの影響で未だ先行き不透明であるとしたが、経済活動の持ち直しを想定して増収増益と予想。売上高1137億8900万円、営業利益が5%増の124億2700億円、最終利益が8.4％増の88億9700万円としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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