遠州トラック決算、人件費などの高騰が響き減益

財務・人事遠州トラックが12日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比4.8％増の448億1300万円、営業利益が1.2％減の31億7800万円、最終利益は2.5％減の22億8400万円だった。

輸送部門でインターネット通販向け幹線輸送が増加、倉庫部門では、輸送用機器や食品を始めとする配送センター業務が拡大したことなどから増収となった。一方、営業利益は、人件費、外注費の上昇、燃料費の高止まりが影響し減少した。

物流事業の売上高は4.9％増の446億7600万円となった。内訳は、輸送部門が4.1％増の336億9700万円、倉庫部門は7.2％増の109億7800万円だった。

24年3月期の通期業績は、売上高が4.9％増の470億円、営業利益が0.9％減の31億5000万円、最終利益は1.5％減の22億5000万円を見込んでいる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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