ニチレイ低温物流、コスト高吸収で国内外とも好調

財務・人事ニチレイが1日発表した2024年3月期第1四半期決算によると、低温物流事業の売上高は前年同期比7％増の613億400万円、営業利益が同17％増の39億6900万円と増収増益。国内・海外ともに保管・運送事業を着実に取り込み、コスト高騰分をサーチャージ収受により吸収した。

国内の売上高は3.4％増の452億1500万円、営業利益は12.9％増の38億100万円。新設拠点のかどうでTC（通過型センター）事業が堅調に推移したことや、大都市圏を中心に保管貨物の在庫量が増加したことが増収につながった。

海外は売上高が21.3％増の155億7400万円、営業利益が61.1％増の5億6900万円。港湾地区を中心に在庫量が高水準で推移し、クロスボーダー輸送などの運送業務が拡大したことで増収増益となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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