商船三井CVC、陸上養殖開発ベンチャーに出資

ロジスティクス商船三井子会社でCVC（コーポレートベンチャーキャピタル）のMOL PLUS（MOLプラス、東京都港区）は7日、閉鎖循環式陸上養殖システムの設計・開発を手がけるARK（アーク、東京都渋谷区）に出資すると発表した。

▲閉鎖循環式陸上養殖システムのイメージ（出所：MOLプラス）

アークが開発する閉鎖循環式陸上養殖システムは、一般的な大規模養殖システムとは異なり、車1台分の駐車スペースがあれば設置・移動できる養殖システムで、小規模な投資と運用で分散型の水産養殖を始められる。アークは養殖の民主化の実現を目指すため、どこでも誰でも水産養殖ができる仕組みの構築により、安定した食の供給や生産・物流危機の回避を目指している。

MOLプラスは、食糧問題の解決・環境負荷低減などの課題を解決するため、今回の資金調達に参画。さらに、小型・分散型陸上養殖のグローバル社会実装やMOLグループのアセット活用推進において、海運業の立場から貢献するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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