CBRE、製造業の拠点戦略構築で専門支援チーム

産業・一般CBRE（シービーアールイー、東京都千代田区）は23日、製造業の工場や関連施設に関する専門支援チームを立ち上げたと発表した。

同社では製造業の競争力向上を図るため、2019年から民間や自治体の工場に関する情報のデータベース化を進めており、用地情報の提供やクライアントの事業戦略に即したシナリオを洗い出し、取得や賃借などの支援を実施している。将来的に同社が米国で展開している自治体からのインセンティブ獲得支援サービスを日本で本格化させることを視野に入れている。

同社は国内の600件以上の工業用地情報をデータベース化しており、ハザードなどのリスク情報・対象エリアの労働人口や賃金情報・自治体の優遇制度・海外工場用地検討に関するレポートなどの情報提供も行っている。サプライチェーン再構築における立地戦略から開発・運営までを包括的にサポートすることで、製造業各社の選択肢の幅が広がり、合理的な判断材料に基づいた迅速な経営判断や的確な意思決定を後押しする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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